肌をきれいを保つには紫外線対策が必須な理由とは

美しい肌を守る

夏に多いイメージの紫外線ですが、実際は1年を通してずっと降り注いでいます。4月くらいから増え続け7月にピークを迎えてその後減りますが、9月くらいまでは多い状態が続いています。外出する際に紫外線対策をしている人も多いでしょう。しかし、室内でも紫外線の影響を受けることを資生堂が発表しました。紫外線は部屋の中にいても、窓ガラスやカーテンを通過して肌に影響を与えています。紫外線から肌を守るには、肌免疫という肌が本来持つ防衛機能を高める必要があります。肌免疫は紫外線を浴びることで減少してしまうため、体の外側と内側の両方から肌を守る対策をすることが重要です。

体の外側から肌を守る対策は、紫外線が肌に与える影響を少しでも減らすことです。まずは日焼け止めを塗りましょう。外出時はもちろん、室内にいるときも塗ることで肌を守ることができます。室内ではUV-Aという紫外線が影響するため、それを防げるPA値の高いものを選びましょう。また、外出した先で日焼け止めを塗り直したいときもファンデーションの上から直接重ね塗りできたり、スプレーで吹きかけられる商品も販売されていますから、自分に合った日焼け止めを探すことも肌を守る鍵になります。

次に、紫外線をカットするものを使うことも有効です。外出時はUV加工された日傘やアームカバー、レギンスなどを取り入れ、室内ではUV加工の窓やカーテンにすることで肌に与える紫外線量を減らせます。最後に、紫外線や大気汚染物質を受けた肌を毎日スキンケアしましょう。化粧水をたっぷり含ませたパックや美容液を使い、肌に浸透させることで肌免疫を高めることができます。

体の内側から肌を守る対策は、紫外線に効果的な食材を食べることです。具体的には抗酸化作用の強い成分を持つ食材で、トマトなどの色が濃いものが良いとされています。トマトの成分であるリコピンの赤い色素は、太陽から身を守ることができるからです。また、ビタミンCの多いピーマンやパプリカも美肌に効果的です。この他にも抗酸化作用のある鰻や鮭、アーモンドなども紫外線から肌を守ってくれます。このようなことを参考に紫外線対策をし、きれいな肌を保ちましょう。